日医は接種推進の責任取り後遺症患者の救済に尽力せよ

鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

第188回

2023年8月15日号

　7月24日、「新型コロナワクチン後遺症患者の会」（以下、患者の会、登録会員数は7月16日現在616人）が各ブロック9ヵ所に拠点を置いて全国組織化したのを契機に、厚生労働省で記者会見を開いた。　患者当事者である同会幹部4人（全員女性）のほか、志摩勇弁護士、川田龍平参院議員、中島克仁衆院議員、南出賢一大阪府泉大津市長、長尾和宏医師、宮沢孝幸京都大学准教授など、総勢13人の支援者が参加。筆者も司会として、この会見に立ち会った。　彼女たちが訴えたのは、接種後に体調不良が続き、長期間苦しんでいる人がいるのを知ってほしいということだ。そのために医療費が出ていく一方で働けなくなり、生活苦に陥っている人たちがいる。激しい頭痛や倦怠感で、学校に満足に通えなくなった生徒たちもいる。その窮状を訴える親の悲痛な想いを伝える手記も披露された。　7月24日、「新型コロナワクチン後遺症患者の会」（以下、患者の会、登録会員数は7月16日現在616人）が各ブロック9ヵ所に拠点を置いて全国組織化したのを契機に、厚生労働省で記者会見を開いた。　患者当事者である同会幹部4人（全員女性）のほか、志摩勇弁護士、川田龍平参院議員、中島克仁衆院議員、南出賢一大阪府泉大津市長、長尾和宏医師、宮沢孝幸京都大学准教授など、総勢13人の支援者が参加。筆者も司会として、この会見に立ち会った。　彼女たちが訴えたのは、接種後に体調不良が続き、長期間苦しんでいる人がいるのを知ってほしいということだ。そのために医療費が出ていく一方で働けなくなり、生活苦に陥っている人たちがいる。激しい頭痛や倦怠感で、学校に満足に通えなくなった生徒たちもいる。その窮状を訴える親の悲痛な想いを伝える手記も披露された。

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