話題の焦点
女性医師の技量調査好評
2023年8月15日号
患者が治療を受けるに際して、男性医師に関わるか女性医師に関わるかで、結果に少なからず差の出ることがたびたび指摘されている。 逆に患者側が男性か女性かでも差の出ることも。研究者はこうした現象のことを「ジェンダー・コンコーダンス」と呼んでいる。 こんな医療格差を調べる研究結果のひとつが、「JAMA Surgery」に報告され(22年1月)、医師仲間も驚く大きなジェンダーギャップとして衝撃を与えている。「執刀医が男性だと、女性患者の術後死亡率が何と32%も高かった」というのである。(トロント大学助教ウオリス氏)。そして「執刀医が女性であるほうが、患者が男でも女でも結果がはるかに良かった。とくに女性患者に対して予後成績に格別の差が出た」。 内科領域も含めて、女性医師のほうが男性医師より患者の死亡率や合併症率、再入院率などが低いというデータはすでにいくつも発表さ...
患者が治療を受けるに際して、男性医師に関わるか女性医師に関わるかで、結果に少なからず差の出ることがたびたび指摘されている。 逆に患者側が男性か女性かでも差の出ることも。研究者はこうした現象のことを「ジェンダー・コンコーダンス」と呼んでいる。 こんな医療格差を調べる研究結果のひとつが、「JAMA Surgery」に報告され(22年1月)、医師仲間も驚く大きなジェンダーギャップとして衝撃を与えている。「執刀医が男性だと、女性患者の術後死亡率が何と32%も高かった」というのである。(トロント大学助教ウオリス氏)。そして「執刀医が女性であるほうが、患者が男でも女でも結果がはるかに良かった。とくに女性患者に対して予後成績に格別の差が出た」。 内科領域も含めて、女性医師のほうが男性医師より患者の死亡率や合併症率、再入院率などが低いというデータはすでにいくつも発表され
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録