ニュースダイジェスト(JAPAN)
7月26日〜8月7日(JAPAN)
2023年8月15日号
変わらず強気のウェバー氏
武田薬品のクリストフ・ウェバー社長は7月27日、24年3月期第1四半期の決算説明会で、デング熱ワクチン「キューデンガ」の米国申請取り下げについて「全体的なアプローチに影響を与えるものではない」と強気な姿勢を見せた。ウェバー社長によると、米国食品医薬品局(FDA)から追加データの提出を求められたものの「事前に合意したプロトコルに含まれていなかったデータ」も要求されたため、取り下げを決断したという。上市した国々では「すでに予想を上回る需要の初期兆候が見られている」と説明。想定するピーク時売上高16億~20億ドルのうち「約80~85%」は流行国が占めるとして、「流行市場に焦点を絞っている」と強調した。22年の世界のデング熱の感染者は280万人だったが、今年はすでに300万人に上るため、需要増に応じるべく生産能力を増強中で、ドイツ・ジンゲン...
変わらず強気のウェバー氏
武田薬品のクリストフ・ウェバー社長は7月27日、24年3月期第1四半期の決算説明会で、デング熱ワクチン「キューデンガ」の米国申請取り下げについて「全体的なアプローチに影響を与えるものではない」と強気な姿勢を見せた。ウェバー社長によると、米国食品医薬品局(FDA)から追加データの提出を求められたものの「事前に合意したプロトコルに含まれていなかったデータ」も要求されたため、取り下げを決断したという。上市した国々では「すでに予想を上回る需要の初期兆候が見られている」と説明。想定するピーク時売上高16億~20億ドルのうち「約80~85%」は流行国が占めるとして、「流行市場に焦点を絞っている」と強調した。22年の世界のデング熱の感染者は280万人だったが、今年はすでに300万人に上るため、需要増に応じるべく生産能力を増強中で、ドイツ・ジンゲン工場
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