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上昌広の日本医療の診立て

コロナワクチン一本化騒動の「愚の骨頂」

第36回 厚労省技官の不可解な動きと、モデルナ社長辞任の影響

医療ガバナンス研究所理事長

2023年9月1日号

 8月10日、モデルナ・ジャパンの鈴木蘭美社長が、12月31日付で辞任すると発表した。  私は、この報道を聞いて驚いた。鈴木氏とは、立谷秀清・全国市長会会長・相馬市長(医師)の紹介で知りあい、お付き合いさせていただいていたからだ。医療ガバナンス研究所の勉強会で講師をしていただいたこともある。その謙虚で前向きな姿勢に、私は好感を抱いていた。人物眼がある立谷市長が推薦しただけはある。  その鈴木氏が突然辞任するといのだから青天の霹靂だ。私は彼女の辞任の理由を知らない。ただ、気の毒に思うことはある。それは、厚生労働省の大坪寛子・健康局長が主導した新型コロナウイルスワクチンの「一本化」騒動だ。私は、あまりにも無見識な厚労官僚たちの対応に呆れた。本稿で詳しく紹介したい。  8月10日、モデルナ・ジャパンの鈴木蘭美社長が、12月31日付で辞任すると発表した。  私は、この報道を聞いて驚いた。鈴木氏とは、立谷秀清・全国市長会会長・相馬市長(医師)の紹介で知りあい、お付き合いさせていただいていたからだ。医療ガバナンス研究所の勉強会で講師をしていただいたこともある。その謙虚で前向きな姿勢に、私は好感を抱いていた。人物眼がある立谷市長が推薦しただけはある。  その鈴木氏が突然辞任するといのだから青天の霹靂だ。私は彼女の辞任の理由を知らない。ただ、気の毒に思うことはある。それは、厚生労働省の大坪寛子・健康局長が主導した新型コロナウイルスワクチンの「一本化」騒動だ。私は、あまりにも無見識な厚労官僚たちの対応に呆れた。本稿で詳しく紹介したい。

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