看護学者から見た個別化医療とグローバリズム
向き合ってもらえない人々の真髄
第73回 本当に相手の話を聞いているのか
大阪大学大学院医学系研究科/公益財団法人浅香山病院 山川みやえ
2023年9月1日号
前回8月1日号では、大学は変われるか、という内容を記した。それを受け、今回は医療の変革について執筆しようと思ったが、その前に書いてスッキリしたいことが出てきた。
先月からいろいろあり過ぎた。詳細は紹介できないが、「いろいろある」なかで、何でこういうことが起こるのかを考えると、ひとえに向き合ってもらえていない人が多いということが挙げられる。それをこの原稿を書こうとしたときに、ふとある作品を思い出した。
本は私にとって重要な存在である。本は娯楽でも趣味でもなく、友人でしかなかった。人よりも物体や架空の人物に愛着を抱いていた人間だ。ジャンルは多岐にわたり、文豪の作品、エッセイ、論説文……何でも読んでいた。
前回8月1日号では、大学は変われるか、という内容を記した。それを受け、今回は医療の変革について執筆しようと思ったが、その前に書いてスッキリしたいことが出てきた。
先月からいろいろあり過ぎた。詳細は紹介できないが、「いろいろある」なかで、何でこういうことが起こるのかを考えると、ひとえに向き合ってもらえていない人が多いということが挙げられる。それをこの原稿を書こうとしたときに、ふとある作品を思い出した。
本は私にとって重要な存在である。本は娯楽でも趣味でもなく、友人でしかなかった。人よりも物体や架空の人物に愛着を抱いていた人間だ。ジャンルは多岐にわたり、文豪の作品、エッセイ、論説文……何でも読んでいた。
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