医薬経済オンライン

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現場の医師が考える 医薬品マーケティング論

哀悼と遠望

第29回

臨床医 建見 霞嗣

2023年9月1日号

 最近、若い医師の自殺が報道されました。まず、医師の仲間として、心より御冥福をお祈りしたいと思います。重大な責任をすべて受け止めて仕事をされた末でのことで、本当に言葉もありません。  医師の自殺については以前からある程度問題視はされています。警察庁の22年「自殺の状況」によると、専門的・技術的職業従事者別で医師の自殺は55人で全体(2万1881人)の0.25%でした。獣医師は7人(0.03%)、薬剤師が15人(0.07%)、看護師(准看護師)が116人(0.53%)です。実は、医療従事者の資格を細分化して公表するのは22年からで、それ以前は「医療・保健従事者」で括られていました。  仮に有資格者数から比率を求めれれば、医師の自殺率は高くなるかもしれません。23年以降のデータを注視していきたいと考えています。  最近、若い医師の自殺が報道されました。まず、医師の仲間として、心より御冥福をお祈りしたいと思います。重大な責任をすべて受け止めて仕事をされた末でのことで、本当に言葉もありません。  医師の自殺については以前からある程度問題視はされています。警察庁の22年「自殺の状況」によると、専門的・技術的職業従事者別で医師の自殺は55人で全体(2万1881人)の0.25%でした。獣医師は7人(0.03%)、薬剤師が15人(0.07%)、看護師(准看護師)が116人(0.53%)です。実は、医療従事者の資格を細分化して公表するのは22年からで、それ以前は「医療・保健従事者」で括られていました。  仮に有資格者数から比率を求めれれば、医師の自殺率は高くなるかもしれません。23年以降のデータを注視していきたいと考えています。

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