医薬経済オンライン

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平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜

自衛隊に求められる意識改革

第179回

埼玉県国民保護協議会委員  照井資規

2023年9月1日号

 16年8月3日、弾道ミサイルなどに対する破壊措置の常時発令状態以来、日本は有事下と言える。いつ破壊力のある弾頭が頭上に飛んでくるかわからない状況は他国では「戦争状態」である。まずこの意識を持たなければならない。  ミサイルやロケットの発射は爆発と同じで1発で済むことはなく2発目、3発目もあるものとして備える必要がある。北朝鮮は経済制裁が効いているとは、とても思えないほどミサイルやロケットの発射実験を繰り返している。それだけ北朝鮮に支援を行う国があり、発射実験はそれらの国に利益をもたらしているということだ。  人工衛星の打ち上げに成功すれば、衛生軌道上を周回し、どこにでも核弾頭を落下させることができるようになることが脅威だ。このため、北朝鮮は人工衛星の打ち上げを禁じられている。北朝鮮からの沖縄方向は飛び越す国などがないため...  16年8月3日、弾道ミサイルなどに対する破壊措置の常時発令状態以来、日本は有事下と言える。いつ破壊力のある弾頭が頭上に飛んでくるかわからない状況は他国では「戦争状態」である。まずこの意識を持たなければならない。  ミサイルやロケットの発射は爆発と同じで1発で済むことはなく2発目、3発目もあるものとして備える必要がある。北朝鮮は経済制裁が効いているとは、とても思えないほどミサイルやロケットの発射実験を繰り返している。それだけ北朝鮮に支援を行う国があり、発射実験はそれらの国に利益をもたらしているということだ。  人工衛星の打ち上げに成功すれば、衛生軌道上を周回し、どこにでも核弾頭を落下させることができるようになることが脅威だ。このため、北朝鮮は人工衛星の打ち上げを禁じられている。北朝鮮からの沖縄方向は飛び越す国などがないため、

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