Current Issues
Current Issues
2023年9月1日号
大手製薬、肥満症や難聴でM&A仕掛ける
パイプラインの強化を図る製薬大手の買収活動がめざましい。ノボノルディスクは、カナダのインバーサゴ・ファーマを10億7500万ドル買収することで合意したと発表した。この買収によりノボは、メタボリックシンドロームと関連する合併症治療薬として開発中のCB1受容体遮断薬「INV―202」を手に入れる。インバーサゴはパイプラインに肥満症、糖尿病、関連疾患の治療の可能性を秘めたCB1受容体ベースの治療薬を多数保有する。INV―202は後期第Ⅰ相試験で体重減少効果を示した。現在糖尿病性腎臓病を対象に開発中で24年に結果が出る予定だ。
6月の米国糖尿病学会(ADA)学術集会で発表された結果によると、メタボリックシンドロームの特徴を有する成人37人において、INV―202は28日間で平均3.3%の体重減少だったのに対し、プラセボは0.5%の...
大手製薬、肥満症や難聴でM&A仕掛ける
パイプラインの強化を図る製薬大手の買収活動がめざましい。ノボノルディスクは、カナダのインバーサゴ・ファーマを10億7500万ドル買収することで合意したと発表した。この買収によりノボは、メタボリックシンドロームと関連する合併症治療薬として開発中のCB1受容体遮断薬「INV―202」を手に入れる。インバーサゴはパイプラインに肥満症、糖尿病、関連疾患の治療の可能性を秘めたCB1受容体ベースの治療薬を多数保有する。INV―202は後期第Ⅰ相試験で体重減少効果を示した。現在糖尿病性腎臓病を対象に開発中で24年に結果が出る予定だ。
6月の米国糖尿病学会(ADA)学術集会で発表された結果によると、メタボリックシンドロームの特徴を有する成人37人において、INV―202は28日間で平均3.3%の体重減少だったのに対し、プラセボは0.5%の体重
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録