医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

話題の焦点

医師のジェンダーギャップ解消へ

2023年9月1日号

 過去数千例もの患者に対する治療結果について、担当医師が男性か女性かでどんな違いが出たか調査したところ、女性医師のほうが優れていた。 こうした研究発表が、毎年のように世界各所から有名医学雑誌に掲載され反響を呼んだことについては本稿8月15日号において大略申し述べたが、その影響とみられる現象として、欧米各国における女性医師の増加が顕著で、なかには男性医師数を上回る国も出現している。 ちなみにOECD加盟国の女性医師の割合を列挙すると、ラトビア71%、スペイン56%、英国49%、ドイツ48%、フランス47%、米国37%、日本23%。なお、各国共若手女性医師数の割合が増加、マジョリティの人気ぶりがありありと伺える。 米国では長らく入学時は男性が多かったが、ここ10年で女性が倍増、17年医学部入学の女性が男性を上回った。19年には医学部在籍の女性割合が51%と逆転した。女性...  過去数千例もの患者に対する治療結果について、担当医師が男性か女性かでどんな違いが出たか調査したところ、女性医師のほうが優れていた。 こうした研究発表が、毎年のように世界各所から有名医学雑誌に掲載され反響を呼んだことについては本稿8月15日号において大略申し述べたが、その影響とみられる現象として、欧米各国における女性医師の増加が顕著で、なかには男性医師数を上回る国も出現している。 ちなみにOECD加盟国の女性医師の割合を列挙すると、ラトビア71%、スペイン56%、英国49%、ドイツ48%、フランス47%、米国37%、日本23%。なお、各国共若手女性医師数の割合が増加、マジョリティの人気ぶりがありありと伺える。 米国では長らく入学時は男性が多かったが、ここ10年で女性が倍増、17年医学部入学の女性が男性を上回った。19年には医学部在籍の女性割合が51%と逆転した。女性医

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence