起死回生策を打てるか「MR認定センター」
一部企業とメディアの「不要論」に焦り
2023年9月15日号
MR認定センターはこれから先も存続できるのか。それを占う大改革に向け、10月から本格的な議論が専門の会議体で始まる見込みだ。これまでMRを「認定」してきた制度を、26年度からは「資格」化させる方向に進んでいく。
対象となるのはMRに限らない。メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)やファーマコビジランス(PV)、くすり相談窓口の担当者も視野に入れている。いわば製薬企業の社員で医療関係者に情報提供するすべての職種を受け入れる方向だ。
この26年度改革の背景には、昨今のMR活動を否定するかのような風潮にある。製薬企業による相次ぐリストラや、新卒採用の絞り込み、専門性の高い情報提供を担うMSLの台頭、MRに代わる新たな職種の模索――。そこかしこで「MR不要論」が囁かれる。
MR数は23年3月末時点で前年比▲2166人の4万9682人に減少。01...
MR認定センターはこれから先も存続できるのか。それを占う大改革に向け、10月から本格的な議論が専門の会議体で始まる見込みだ。これまでMRを「認定」してきた制度を、26年度からは「資格」化させる方向に進んでいく。
対象となるのはMRに限らない。メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)やファーマコビジランス(PV)、くすり相談窓口の担当者も視野に入れている。いわば製薬企業の社員で医療関係者に情報提供するすべての職種を受け入れる方向だ。
この26年度改革の背景には、昨今のMR活動を否定するかのような風潮にある。製薬企業による相次ぐリストラや、新卒採用の絞り込み、専門性の高い情報提供を担うMSLの台頭、MRに代わる新たな職種の模索――。そこかしこで「MR不要論」が囁かれる。
MR数は23年3月末時点で前年比▲2166人の4万9682人に減少。01年以
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