医薬経済オンライン

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侮れない潜在力「ダイドーファーマ」の開発品

ウルトラオーファンを軸とする事業戦略は花開くか

2023年9月15日号

「ダイドーファーマ」が7月下旬、希少疾患のランバート・イートン筋無力症候群(LEMS)治療薬、アミファンプリジンリン酸塩の第Ⅲ相試験で良好な結果を得た、と発表した。  臨床試験は成人LEMS患者を対象にアミファンプリジンリン酸塩を1年間投与するというもので、今回はその6ヵ月経過での中間データだが、良好な解析結果が出たという。もっとも、LEMS治療薬のアミファンプリジンリン酸塩は、同社が米カタリスト・ファーマシューティカルズから導入した治療薬で、すでに北米では「フィルダプス」という製品名で販売されている。ただ、日本では誰も手をつけていなかった未承認薬である。この未承認薬の開発に挑戦したのがダイドーファーマということになる。同社は「今後、本試験の結果をもとに日本国内での製造販売承認をめざす」と語っている。  このダイドーファーマは自動... 「ダイドーファーマ」が7月下旬、希少疾患のランバート・イートン筋無力症候群(LEMS)治療薬、アミファンプリジンリン酸塩の第Ⅲ相試験で良好な結果を得た、と発表した。  臨床試験は成人LEMS患者を対象にアミファンプリジンリン酸塩を1年間投与するというもので、今回はその6ヵ月経過での中間データだが、良好な解析結果が出たという。もっとも、LEMS治療薬のアミファンプリジンリン酸塩は、同社が米カタリスト・ファーマシューティカルズから導入した治療薬で、すでに北米では「フィルダプス」という製品名で販売されている。ただ、日本では誰も手をつけていなかった未承認薬である。この未承認薬の開発に挑戦したのがダイドーファーマということになる。同社は「今後、本試験の結果をもとに日本国内での製造販売承認をめざす」と語っている。  このダイドーファーマは自動販売

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