医薬経済オンライン

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疑念が続出「レカネマブ」評価をどう見る

日本では「待望論」が日に日に強まるが

2023年9月15日号

 8月21日、厚生労働省・薬事食品衛生審議会医薬品第一部会はアルツハイマー型認知症の新規治療薬「レカネマブ」(製品名はレケンビ)の承認を了承した。近日中に厚労省の承認が得られる見込みだ。了承当日のテレビニュース、翌日の新聞は概ね「夢の新薬」扱いだった。「認知機能の低下を26%抑制」「病態の悪化を5ヵ月間遅延」などである。医療従事者向け媒体もフリーメディアを先頭に、肯定的な記事を載せ始めている。  対照的に海外では、レカネマブが迅速承認された23年1月直後から、その妥当性を問う報道・論説記事が後を絶たない。いずれもファクトベースの記事で、先陣を切ったのは英ネイチャー誌だ。迅速承認直後『安全性が懸念されるなか、米国食品医薬品局(FDA)はレカネマブを承認』と題する記事を掲載した。英国医学雑誌(BMJ)にもその直後、『アルツハイマー病:コストと安...  8月21日、厚生労働省・薬事食品衛生審議会医薬品第一部会はアルツハイマー型認知症の新規治療薬「レカネマブ」(製品名はレケンビ)の承認を了承した。近日中に厚労省の承認が得られる見込みだ。了承当日のテレビニュース、翌日の新聞は概ね「夢の新薬」扱いだった。「認知機能の低下を26%抑制」「病態の悪化を5ヵ月間遅延」などである。医療従事者向け媒体もフリーメディアを先頭に、肯定的な記事を載せ始めている。  対照的に海外では、レカネマブが迅速承認された23年1月直後から、その妥当性を問う報道・論説記事が後を絶たない。いずれもファクトベースの記事で、先陣を切ったのは英ネイチャー誌だ。迅速承認直後『安全性が懸念されるなか、米国食品医薬品局(FDA)はレカネマブを承認』と題する記事を掲載した。英国医学雑誌(BMJ)にもその直後、『アルツハイマー病:コストと安全性

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