INTERVIEW
インタビュー・迫井正深 厚生労働省医務技監
遅れている医療分野のDX推進に意欲
2023年9月15日号
自身は「診療報酬改定に5回携わった珍しい立場」
17年から厚生労働省内に新設された医系技官の事務次官級ポストである「医務技監」。今夏の厚労省の人事異動では、そのポストに迫井正深氏が就任した。薬価の毎年改定が決まった16年の4大臣合意の際に保険局医療課長を務めたほか、21年に医政局長だった頃には「医薬品産業ビジョン2021」策定にも関わった。業界の転換点を見てきた迫井氏に、医務技監就任にあたっての抱負、現状の課題認識、今後の見通しについて聞いた。
◇ ◇ ◇
──就任にあたっての抱負は。
迫井 行政官としては集大成のようなポストなので、これまでの経験を生かして精一杯仕事に取り組みたい。保健医療の分野は、複数の要素を組み合わせる施策が多く、場合によっては省の垣根を越えた調整が必要となる。国際的な連携や協...
自身は「診療報酬改定に5回携わった珍しい立場」
17年から厚生労働省内に新設された医系技官の事務次官級ポストである「医務技監」。今夏の厚労省の人事異動では、そのポストに迫井正深氏が就任した。薬価の毎年改定が決まった16年の4大臣合意の際に保険局医療課長を務めたほか、21年に医政局長だった頃には「医薬品産業ビジョン2021」策定にも関わった。業界の転換点を見てきた迫井氏に、医務技監就任にあたっての抱負、現状の課題認識、今後の見通しについて聞いた。
◇ ◇ ◇
──就任にあたっての抱負は。
迫井 行政官としては集大成のようなポストなので、これまでの経験を生かして精一杯仕事に取り組みたい。保健医療の分野は、複数の要素を組み合わせる施策が多く、場合によっては省の垣根を越えた調整が必要となる。国際的な連携や協調と
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