医薬経済オンライン

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日医の「プラス改定実現戦略」に変化

“オール医師会”演出と薬価叩きの現実味

2023年10月1日号

「前回並み(0.43%)なら『合格点』。0.5%以上なら『よくやった』となり、万が一マイナス改定なら、再選出馬自体、難しくなるのではないか」  関東の有力医師会長は、24年度診療報酬での本体(技術料)改定率について、そんな見立てをする。改定率が12月に決まり、翌年の6月に日本医師会会長選挙が行われることになっており、改定率の動向が会長選に直結するということだ。次期会長選には現職の松本吉郎氏が2期目をめざして再選出馬する意向を示しているが、それ自体も改定率が大きく影響することになる。  24年度は診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス等報酬のトリプル改定があり、年末まで財源確保をめぐる攻防が続く。松本氏は、政府の「骨太の方針2023」策定論議のさなか、政府が重要視する少子化対策と「社会保障の両方で予算確保に取り組んでほしい」と主張。その後... 「前回並み(0.43%)なら『合格点』。0.5%以上なら『よくやった』となり、万が一マイナス改定なら、再選出馬自体、難しくなるのではないか」  関東の有力医師会長は、24年度診療報酬での本体(技術料)改定率について、そんな見立てをする。改定率が12月に決まり、翌年の6月に日本医師会会長選挙が行われることになっており、改定率の動向が会長選に直結するということだ。次期会長選には現職の松本吉郎氏が2期目をめざして再選出馬する意向を示しているが、それ自体も改定率が大きく影響することになる。  24年度は診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス等報酬のトリプル改定があり、年末まで財源確保をめぐる攻防が続く。松本氏は、政府の「骨太の方針2023」策定論議のさなか、政府が重要視する少子化対策と「社会保障の両方で予算確保に取り組んでほしい」と主張。その後、8

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