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看護学者から見た個別化医療とグローバリズム

医療の「変革」とは

第74回 患者にとっては邪魔な「超日本的」管理者たち①

大阪大学大学院医学系研究科/公益財団法人浅香山病院  山川みやえ

2023年10月1日号

 今、欧州に来ている。コロナの前は平均して2ヵ月に1回くらいの海外出張があり、酷いときは、滞在時間20時間で次の予定にいくとか、仕事とはいえ隙間で海外を楽しむということがまったくできないときもあった。そう思うと、今回はフィンランドとグレートブリテン及び北アイルランド連合王国に滞在、気分的には非常にゆったりとした時間を過ごせている。  こちらで今回いろんなものを知って、たくさん話をして、錆びついたアタマが久しぶりに動き出した。「そういうことが重要だったんだ」と実感した。アタマはいろんな仕事をこなすが、普段使わない脳みその場所を動かさないと、人間は人生に魅力を感じず、その人間自体もとくにこれといった魅力のないものにしかならないと痛感する。  今、欧州に来ている。コロナの前は平均して2ヵ月に1回くらいの海外出張があり、酷いときは、滞在時間20時間で次の予定にいくとか、仕事とはいえ隙間で海外を楽しむということがまったくできないときもあった。そう思うと、今回はフィンランドとグレートブリテン及び北アイルランド連合王国に滞在、気分的には非常にゆったりとした時間を過ごせている。  こちらで今回いろんなものを知って、たくさん話をして、錆びついたアタマが久しぶりに動き出した。「そういうことが重要だったんだ」と実感した。アタマはいろんな仕事をこなすが、普段使わない脳みその場所を動かさないと、人間は人生に魅力を感じず、その人間自体もとくにこれといった魅力のないものにしかならないと痛感する。

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