薬のおカネを議論しよう
最新製薬マネーデータベース公開シンポジウム
第98回
医療ガバナンス研究所医師 谷本哲也
2023年10月1日号
医療ガバナンス研究所では、製薬企業から医療者・医療機関に支払われた謝金等をデータベース化し、製薬マネーデータベース『YEN FOR DOCS』として16年度分から公開している。9月11日、20年度分を追加した最新版を公開した。9月17日には、その議論を行う一般公開シンポジウムをウェブ配信し、約50人の視聴者に参加いただき盛況のうちに終了した。本稿ではその模様についてご紹介する。
製薬マネープロジェクトの中心人物である研究所理事の尾崎章彦氏が司会を行い、理事長の上昌広氏が開会の挨拶をまず行った。上氏は、製薬マネー問題の意義は、国民の信頼を得ることにあると指摘、米国や英国の医師会誌などでこの問題の論文が頻繁に取り上げられるのは、医師会が国民の信頼を重視しているためだと喝破した。翻って、日本では国も議論しているが進捗がないこと、三重大学事件では刑事事件...
医療ガバナンス研究所では、製薬企業から医療者・医療機関に支払われた謝金等をデータベース化し、製薬マネーデータベース『YEN FOR DOCS』として16年度分から公開している。9月11日、20年度分を追加した最新版を公開した。9月17日には、その議論を行う一般公開シンポジウムをウェブ配信し、約50人の視聴者に参加いただき盛況のうちに終了した。本稿ではその模様についてご紹介する。
製薬マネープロジェクトの中心人物である研究所理事の尾崎章彦氏が司会を行い、理事長の上昌広氏が開会の挨拶をまず行った。上氏は、製薬マネー問題の意義は、国民の信頼を得ることにあると指摘、米国や英国の医師会誌などでこの問題の論文が頻繁に取り上げられるのは、医師会が国民の信頼を重視しているためだと喝破した。翻って、日本では国も議論しているが進捗がないこと、三重大学事件では刑事事件化
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