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日本薬剤師会が「政策提言」を公表

近藤正觀

2023年10月1日号

 9月19日、日本薬剤師会(山本信夫会長)が「政策提言第3弾」を公表した。21年と22年に発表した「政策提言」を踏まえての第3弾となる改訂版だ。改訂趣旨には、薬剤師・薬局が担う使命を存分に果たすため、薬剤師サービスのさらなる充実・向上をめざすとともに、そのために欠かすことのできない、安定した医薬品のサプライチェーンや流通の確保に向けて薬剤師会としての基本的な考えを取りまとめたとしている。提言の内容は総花的なものだが、薬剤師会としては目新しい提言があったので紹介したい。  そのひとつは、「医療用一般用共用医薬品(仮称)」類型の創設だ。昨今の医療用医薬品の零売が問題となっているなかで、解決策のひとつとも考えられるので取り上げる。これは、医師による処方箋の交付(薬局において調剤)、または、薬局での販売(薬剤師による販売)のいずれも可能とする...  9月19日、日本薬剤師会(山本信夫会長)が「政策提言第3弾」を公表した。21年と22年に発表した「政策提言」を踏まえての第3弾となる改訂版だ。改訂趣旨には、薬剤師・薬局が担う使命を存分に果たすため、薬剤師サービスのさらなる充実・向上をめざすとともに、そのために欠かすことのできない、安定した医薬品のサプライチェーンや流通の確保に向けて薬剤師会としての基本的な考えを取りまとめたとしている。提言の内容は総花的なものだが、薬剤師会としては目新しい提言があったので紹介したい。  そのひとつは、「医療用一般用共用医薬品(仮称)」類型の創設だ。昨今の医療用医薬品の零売が問題となっているなかで、解決策のひとつとも考えられるので取り上げる。これは、医師による処方箋の交付(薬局において調剤)、または、薬局での販売(薬剤師による販売)のいずれも可能とするもの

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