Dear Tomorrow 新しいヘルスケアマーケティング
高齢者への薬物療法の限界と将来
第122回 とくにアルツハイマー病とがん治療についての考察①
ジョージメイスン大学大学院(バージニア州)パブリックヘルス専攻 堀玲子
2023年10月15日号
アルツハイマー型認知症の発症は高齢者にとって、最大の不安材料である。世界で最も新しい薬が日本でも承認され、年内に使用が可能となるなか、今後どのようなアプローチが各方面でなされていくのだろうか。
認知症を取り上げた作品が目に入るようになった。『オレンジ・ランプ』(山国秀幸著、30歳代で認知症を発症した若年性アルハイマー病患者さんが主人公)を読み、心を打たれた。厚生労働省は映画化された際、タイアップして普及啓発ポスターを制作したほどだ。『大いなる不在』という映画(24年公開)は認知症を患っている物理学者である大学教授と息子の物語だ。8月にはトロント映画祭のコンペティション部門に選出された。古くはNPO法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」がウェブサイト上で「認知症の語り」を公開している。ぜひ参考に見てほしい(①)。
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アルツハイマー型認知症の発症は高齢者にとって、最大の不安材料である。世界で最も新しい薬が日本でも承認され、年内に使用が可能となるなか、今後どのようなアプローチが各方面でなされていくのだろうか。
認知症を取り上げた作品が目に入るようになった。『オレンジ・ランプ』(山国秀幸著、30歳代で認知症を発症した若年性アルハイマー病患者さんが主人公)を読み、心を打たれた。厚生労働省は映画化された際、タイアップして普及啓発ポスターを制作したほどだ。『大いなる不在』という映画(24年公開)は認知症を患っている物理学者である大学教授と息子の物語だ。8月にはトロント映画祭のコンペティション部門に選出された。古くはNPO法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」がウェブサイト上で「認知症の語り」を公開している。ぜひ参考に見てほしい(①)。
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