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巻頭言

オプジーボBSが日本で登場しない可能性、数値目標より事業環境の整備を

キッズウェル・バイオ株式会社 代表取締役社長 紅林伸也

2023年11月1日号

──再生医療などの実用化をめざす創薬ベンチャーだが、バイオシミラー(BS)の事業も手掛けている。 紅林 新薬開発の成功には長い時間がかかるなか、同時に会社も存続させなければならない。もともと当社は北海道大学のバイオ技術を基盤に立ち上がった。先行品を開発するBSなら、経験やノウハウが生かせる。事業リスクは低いと考え、参入した。 ──自社開発するのか。 紅林 原薬の開発と製造までだ。臨床開発以降は提携先製薬企業が行う。年内に提携先を通じ、4つ目のBSが上市する。今後に向けて複数の開発候補品も用意している。提携に伴う収益に加え、上市後は原薬販売による継続的な利益も期待できる。25年度に営業利益10億円の黒字化をめざしている。 ──自社販売までしたほうが利益率が良さそうだが。 紅林 確かにそうだ... ──再生医療などの実用化をめざす創薬ベンチャーだが、バイオシミラー(BS)の事業も手掛けている。 紅林 新薬開発の成功には長い時間がかかるなか、同時に会社も存続させなければならない。もともと当社は北海道大学のバイオ技術を基盤に立ち上がった。先行品を開発するBSなら、経験やノウハウが生かせる。事業リスクは低いと考え、参入した。 ──自社開発するのか。 紅林 原薬の開発と製造までだ。臨床開発以降は提携先製薬企業が行う。年内に提携先を通じ、4つ目のBSが上市する。今後に向けて複数の開発候補品も用意している。提携に伴う収益に加え、上市後は原薬販売による継続的な利益も期待できる。25年度に営業利益10億円の黒字化をめざしている。 ──自社販売までしたほうが利益率が良さそうだが。 紅林 確かにそうだが

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