在宅医療の破綻 | 医薬経済オンライン

現場の医師が考える医薬品マーケティング論

在宅医療の破綻

第33回

臨床医　建見霞嗣

2023年11月1日号

　24年度診療報酬改定に向けて、中央社会保険医療協議会での議論が最終段階に入っています。議論の柱のひとつとして、調剤も含めた「在宅医療」があります。　高齢者が最後の時を迎える最も一般的な場所が病院となって久しいのですが、高齢者のさらなる増加と人口減少地域における病床数の調整が相俟って、終末期については在宅での管理にシフトさせましょうということなのでしょう。　在宅医療に関する点数もかなりしっかりついていることもあって、初期の頃から持ち出しをしてでも地道に在宅医療を導いてきた施設においても、理想とするケアを提供できつつあることを喜んでいると思います。　24年度診療報酬改定に向けて、中央社会保険医療協議会での議論が最終段階に入っています。議論の柱のひとつとして、調剤も含めた「在宅医療」があります。　高齢者が最後の時を迎える最も一般的な場所が病院となって久しいのですが、高齢者のさらなる増加と人口減少地域における病床数の調整が相俟って、終末期については在宅での管理にシフトさせましょうということなのでしょう。　在宅医療に関する点数もかなりしっかりついていることもあって、初期の頃から持ち出しをしてでも地道に在宅医療を導いてきた施設においても、理想とするケアを提供できつつあることを喜んでいると思います。

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