医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

Current Issues

Current Issues

2023年11月15日号

がん最新研究、ESMOで各社が報告  欧州臨床腫瘍学会(ESMO)が10月20〜24日に開催され、製薬各社から最新研究データの報告があった。  米ブリストル・マイヤーズスクイブは「オプジーボ」のCheckMate―77T試験結果を発表した。切除可能な非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象とした治験で、オプジーボ投与群は無イベント生存期間(EFS)中央値にまだ達していないとした。ネオアジュバント療法としてオプジーボと化学療法の併用療法に加え、術後補助療法としてオプジーボを投与するもので、BMSは9月に主要評価項目であるEFSを達成したことを明らかにしていた。  試験は、切除可能なⅡA期からⅢB期のNSCLC患者452人を対象としたもの。ESMOでの発表結果によれば追跡期間中央値25.4ヵ月で、プラセボ群の18.4ヵ月に比べ、オプジーボ群ではEFSが42%有意に改善した。この時... がん最新研究、ESMOで各社が報告  欧州臨床腫瘍学会(ESMO)が10月20〜24日に開催され、製薬各社から最新研究データの報告があった。  米ブリストル・マイヤーズスクイブは「オプジーボ」のCheckMate―77T試験結果を発表した。切除可能な非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象とした治験で、オプジーボ投与群は無イベント生存期間(EFS)中央値にまだ達していないとした。ネオアジュバント療法としてオプジーボと化学療法の併用療法に加え、術後補助療法としてオプジーボを投与するもので、BMSは9月に主要評価項目であるEFSを達成したことを明らかにしていた。  試験は、切除可能なⅡA期からⅢB期のNSCLC患者452人を対象としたもの。ESMOでの発表結果によれば追跡期間中央値25.4ヵ月で、プラセボ群の18.4ヵ月に比べ、オプジーボ群ではEFSが42%有意に改善した。この時点の

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence