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INTERVIEW

キッセイ薬品社長 竹花泰雄

来期に過去最高の売上高870億円、「計画どおり進んでいる」

2023年12月15日号

 主力の排尿障害改善薬「ユリーフ」の特許満了で21、22年度と2期連続の営業損失に陥ったキッセイ薬品がⅤ字回復を遂げようとしている。中期経営計画(20~24年度)の最終年度には、過去最高となる売上高870億円を数値目標に掲げる。今期23年度の通期売上高は775億円の予想で、目標達成には約100億円を積み増す必要があるものの、中計に盛り込んだ新薬6製品の上市計画が順調に進み、現時点で3製品の発売に漕ぎ着けている。 「成功確率の高いパイプラインを充実でき、それをしっかり開発できた」  こう話すのは、22年に就任した竹花泰雄社長だ。強みの泌尿器科領域だけでなく、アンメットニーズの高い希少疾患領域などの導入品の強化にも乗り出している。竹花社長に今後の展望を聞いた。 ──中計の進捗はいかがですか。 竹花 大体計画ど...  主力の排尿障害改善薬「ユリーフ」の特許満了で21、22年度と2期連続の営業損失に陥ったキッセイ薬品がⅤ字回復を遂げようとしている。中期経営計画(20~24年度)の最終年度には、過去最高となる売上高870億円を数値目標に掲げる。今期23年度の通期売上高は775億円の予想で、目標達成には約100億円を積み増す必要があるものの、中計に盛り込んだ新薬6製品の上市計画が順調に進み、現時点で3製品の発売に漕ぎ着けている。 「成功確率の高いパイプラインを充実でき、それをしっかり開発できた」  こう話すのは、22年に就任した竹花泰雄社長だ。強みの泌尿器科領域だけでなく、アンメットニーズの高い希少疾患領域などの導入品の強化にも乗り出している。竹花社長に今後の展望を聞いた。 ──中計の進捗はいかがですか。 竹花 大体計画どおり

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