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NOTEBOOK-こぼれ話

薬価差の縮小

2023年12月15日号

 ある医薬品卸幹部はこう語る。「薬価差の縮小は当然の結果。価格交渉をする余地がないもの。それ以前にMSが交渉できる体制になっていない。供給不足で疲弊しているから」 厚生労働省は12月1日の中央社会保険医療協議会総会で、24年度薬価改定に向けて実施した「薬価本調査」で、9月取引分の平均乖離率(薬価差)は「約6.0%」だったと報告した。前回の22年度調査と比べると1.0ポイント縮小した。薬価の改定方式が現行の「市場実勢価格加重平均値調整幅(2%)方式」に移行した00年度以降の薬価本調査のなかで、最小となった。6%台に収まったのは03年の6.3%、07年の6.9%に続き3度目となる。 過去2回と大きく異なるのは、毎年改定のなかで乖離率が収斂してきたことにある。 調査結果の詳細はいずれ厚労省が示すかもしれないが、新薬創出・適応外薬解消等促進加算の対象品や高額新薬はほとんど薬価...  ある医薬品卸幹部はこう語る。「薬価差の縮小は当然の結果。価格交渉をする余地がないもの。それ以前にMSが交渉できる体制になっていない。供給不足で疲弊しているから」 厚生労働省は12月1日の中央社会保険医療協議会総会で、24年度薬価改定に向けて実施した「薬価本調査」で、9月取引分の平均乖離率(薬価差)は「約6.0%」だったと報告した。前回の22年度調査と比べると1.0ポイント縮小した。薬価の改定方式が現行の「市場実勢価格加重平均値調整幅(2%)方式」に移行した00年度以降の薬価本調査のなかで、最小となった。6%台に収まったのは03年の6.3%、07年の6.9%に続き3度目となる。 過去2回と大きく異なるのは、毎年改定のなかで乖離率が収斂してきたことにある。 調査結果の詳細はいずれ厚労省が示すかもしれないが、新薬創出・適応外薬解消等促進加算の対象品や高額新薬はほとんど薬価差は

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