ヘルスケア×トレンド 持続可能性を探る
チャレンジングな医療機器関連サービスと製品
ヘルスケア×トレンド 持続可能性を探る48
エス・マックス株式会社 ディレクター 薬剤師 三上彰貴子
2024年1月1日号
新年おめでとうございます。本年もご愛読のほど何卒よろしくお願いいたします。
診療報酬改定は、本体(技術料)が0.88%のプラス、薬価は▲0.97%、材料が▲0.02%で全体では▲0.12%となった。売上高の上下が2年に1回の診療報酬によって変わる。必死に経営の努力をして利益体質を改善したとしても、診療報酬に振り回されてしまう。赤字でも自治体病院などは公的資金での助成や補填などがあるが、製薬会社のみならず調剤薬局も利益が出て好調になると、改定で利益分を抑えられてしまうため、経営手法という側面ではやりがいがない業種にも思える。
知人の調剤薬局経営者曰く、調剤報酬や薬価も下がり、処方箋対応枚数と薬剤師数に規制もあるなか、マイナンバー保険証や電子処方箋関連のシステム費や登録、運用費などの運営費が嵩む状況とのこと。患者の利便性を高め、仕事を...
新年おめでとうございます。本年もご愛読のほど何卒よろしくお願いいたします。
診療報酬改定は、本体(技術料)が0.88%のプラス、薬価は▲0.97%、材料が▲0.02%で全体では▲0.12%となった。売上高の上下が2年に1回の診療報酬によって変わる。必死に経営の努力をして利益体質を改善したとしても、診療報酬に振り回されてしまう。赤字でも自治体病院などは公的資金での助成や補填などがあるが、製薬会社のみならず調剤薬局も利益が出て好調になると、改定で利益分を抑えられてしまうため、経営手法という側面ではやりがいがない業種にも思える。
知人の調剤薬局経営者曰く、調剤報酬や薬価も下がり、処方箋対応枚数と薬剤師数に規制もあるなか、マイナンバー保険証や電子処方箋関連のシステム費や登録、運用費などの運営費が嵩む状況とのこと。患者の利便性を高め、仕事を頑
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