【能登半島地震】東日本大震災の「教訓」が支える最前線
医薬品卸ファイネス七尾支店
2024年1月15日号
北陸地方の医薬品卸ファイネス七尾支店の表直記支店長が、大きな揺れを感じたのは元日の午後4時10分頃、家族5人で実家のある石川県志賀町で過ごしていたときだった。「このままだと家が潰れて家族全員が死んでしまう」と思えるほどの揺れに、動くことができなくなった。マグニチュード7.6、東日本大震災に匹敵する規模の地震が能登半島で発生。最大震度7が志賀町で観測された。
表支店長は割と丈夫な部屋にいたのが幸いし、怪我はなかったが、その後もいつ来るかわからない余震が怖く、家族とともに避難所に身を寄せた。家族の安全に、余震の恐怖、そして頭の中にあったのは今後、被災地で必要とされる薬の供給のことだった。ファイネスは北陸・中部で8支店、3営業所を展開。その中でも七尾支店は、能登半島の医療機関に薬を運ぶための拠点で、被害状況が気になった。
災...
北陸地方の医薬品卸ファイネス七尾支店の表直記支店長が、大きな揺れを感じたのは元日の午後4時10分頃、家族5人で実家のある石川県志賀町で過ごしていたときだった。「このままだと家が潰れて家族全員が死んでしまう」と思えるほどの揺れに、動くことができなくなった。マグニチュード7.6、東日本大震災に匹敵する規模の地震が能登半島で発生。最大震度7が志賀町で観測された。
表支店長は割と丈夫な部屋にいたのが幸いし、怪我はなかったが、その後もいつ来るかわからない余震が怖く、家族とともに避難所に身を寄せた。家族の安全に、余震の恐怖、そして頭の中にあったのは今後、被災地で必要とされる薬の供給のことだった。ファイネスは北陸・中部で8支店、3営業所を展開。その中でも七尾支店は、能登半島の医療機関に薬を運ぶための拠点で、被害状況が気になった。
災害時
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