技術革新と製薬企業の明日
CAR−T細胞の可能性と課題
第158回 製薬業界を襲う「24」のイノベーション
宮田総研代表取締役 宮田満
2024年1月15日号
明けましておめでとうございます。今年も新薬創製の最前線からコラムをお届けしますので、どうぞご期待下さい。
◇ ◇ ◇
24年は元日から能登半島地震が発生、さらに翌日には羽田空港で地震の救援物質を運搬する海上保安庁の飛行機と民間航空機が衝突する事故まで起こるなど、散々な年明けとなった。
東京証券取引所の日経平均株価も1月11日に3万5000円を超え、バブル後最高値を更新したばかりだが、日米欧でバブル崩壊とリセッション(景気後退局面)の足音が背後から響いてきた。景気後退に陥らずに緩やかに減速する「ソフトランディング」を期待するのは楽観的過ぎるだろう。
地政学的なリスクも増すばかりだ。ウクライナへのロシアの侵攻が長期化し、また、イスラエルとハマスの紛争など中東も不安定化した。実際、イエメン...
明けましておめでとうございます。今年も新薬創製の最前線からコラムをお届けしますので、どうぞご期待下さい。
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24年は元日から能登半島地震が発生、さらに翌日には羽田空港で地震の救援物質を運搬する海上保安庁の飛行機と民間航空機が衝突する事故まで起こるなど、散々な年明けとなった。
東京証券取引所の日経平均株価も1月11日に3万5000円を超え、バブル後最高値を更新したばかりだが、日米欧でバブル崩壊とリセッション(景気後退局面)の足音が背後から響いてきた。景気後退に陥らずに緩やかに減速する「ソフトランディング」を期待するのは楽観的過ぎるだろう。
地政学的なリスクも増すばかりだ。ウクライナへのロシアの侵攻が長期化し、また、イスラエルとハマスの紛争など中東も不安定化した。実際、イエメンの
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