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INTERVIEW

「いきあたりばったり」で不動産会社へ

「reboot」ー武田薬品を離れた人々の現在地⑤

2024年1月15日号

 武田薬品の湘南研究所は18年にサイエンスパークの「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)に生まれ変わった。当時のこの再編には武田の研究者たちが携わり、「日本でどこにも負けない研究環境を提供しよう」と奮起した。もともとがんの研究に携わっていた野村俊之氏もその1人。その後は施設運営の経験を活かし、三井不動産へと転職した。研究者から不動産会社への道はどのように続いていたのか、話を聞いた。 ──武田に入社したのは。 野村 大学院生で就職活動をするとき、自分の研究が病気で苦しんでいる人のためになる仕事に就きたいと思った。当時は農学部で稲の遺伝子解析をする日々で医薬品の研究とは関係なかったが、製薬業界ではバイオテクノロジーが盛んに叫ばれていた。そこで、この分野で先端を走っていた武田に応募したとこ...  武田薬品の湘南研究所は18年にサイエンスパークの「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)に生まれ変わった。当時のこの再編には武田の研究者たちが携わり、「日本でどこにも負けない研究環境を提供しよう」と奮起した。もともとがんの研究に携わっていた野村俊之氏もその1人。その後は施設運営の経験を活かし、三井不動産へと転職した。研究者から不動産会社への道はどのように続いていたのか、話を聞いた。 ──武田に入社したのは。 野村 大学院生で就職活動をするとき、自分の研究が病気で苦しんでいる人のためになる仕事に就きたいと思った。当時は農学部で稲の遺伝子解析をする日々で医薬品の研究とは関係なかったが、製薬業界ではバイオテクノロジーが盛んに叫ばれていた。そこで、この分野で先端を走っていた武田に応募したところ

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