薬価キーワード ざっくり解説!
【特別編その2】迅速導入加算
第32回 米と「ほぼ同時」なら加算評価
2024年1月15日号
果たしてこの説明でわかるだろうか?迅速導入加算は「先駆加算に準じて、日本へ早期に導入した品目の評価」を指す。この説明では、先駆加算が何かわからないことには、理解が及ばないだろう。大雑把なイメージだけ示すと、先駆加算は「世界に先駆けて日本で新薬を出すことを評価している」が、迅速導入加算は「そこまでではなくても、欧米各国とほぼ同時なら評価しましょう」という位置付けになる。
薬価の補正加算には、画期性加算、有用性加算Ⅰ&Ⅱ、市場加算Ⅰ&Ⅱ、特定用途加算、小児加算、先駆加算があるなか、24年度からは迅速導入加算が加わる。
なぜ今回、この加算が必要とされたのか。先駆加算の要件が「厳し過ぎて」機能不全に陥っていたことが、ひとつの大きな要因だ。
14年度に、革新的な新薬を世界に先駆けて日本の患者に届けた場合の評価として...
果たしてこの説明でわかるだろうか?迅速導入加算は「先駆加算に準じて、日本へ早期に導入した品目の評価」を指す。この説明では、先駆加算が何かわからないことには、理解が及ばないだろう。大雑把なイメージだけ示すと、先駆加算は「世界に先駆けて日本で新薬を出すことを評価している」が、迅速導入加算は「そこまでではなくても、欧米各国とほぼ同時なら評価しましょう」という位置付けになる。
薬価の補正加算には、画期性加算、有用性加算Ⅰ&Ⅱ、市場加算Ⅰ&Ⅱ、特定用途加算、小児加算、先駆加算があるなか、24年度からは迅速導入加算が加わる。
なぜ今回、この加算が必要とされたのか。先駆加算の要件が「厳し過ぎて」機能不全に陥っていたことが、ひとつの大きな要因だ。
14年度に、革新的な新薬を世界に先駆けて日本の患者に届けた場合の評価として「
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