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2024年1月15日号

進歩するCAR-T療法研究、米国学会で成果次々と  米国血液学会(ASH)は23年12月9〜12日の4日間、年次総会を開催した。血液疾患関連の研究に携わるグループが最新データを数多く発表、その進捗状況に注目が集まった。 研究者は自信示す  初期のCAR―T細胞療法は、血液がんや鎌状赤血球のような血液疾患に焦点を当ててきたが、他の適応にも触手を伸ばしている。独エアランゲン大学病院の研究チームは、全身性エリテマトーデス(SLE)、全身性強皮症(SSc)、特発性炎症性筋炎(IIM)の患者を対象としたCAR―T療法の試験を21年に開始しているがASHで最新情報を発表した。この研究は独ミルテニーバイオテックの閉鎖型自動細胞製造プラットフォーム「CliniMACS Prodigy」を用いて製造した「MB―CART19.1」が、自己免疫疾患を引き起こすB細胞をリセットすることによって、... 進歩するCAR-T療法研究、米国学会で成果次々と  米国血液学会(ASH)は23年12月9〜12日の4日間、年次総会を開催した。血液疾患関連の研究に携わるグループが最新データを数多く発表、その進捗状況に注目が集まった。 研究者は自信示す  初期のCAR―T細胞療法は、血液がんや鎌状赤血球のような血液疾患に焦点を当ててきたが、他の適応にも触手を伸ばしている。独エアランゲン大学病院の研究チームは、全身性エリテマトーデス(SLE)、全身性強皮症(SSc)、特発性炎症性筋炎(IIM)の患者を対象としたCAR―T療法の試験を21年に開始しているがASHで最新情報を発表した。この研究は独ミルテニーバイオテックの閉鎖型自動細胞製造プラットフォーム「CliniMACS Prodigy」を用いて製造した「MB―CART19.1」が、自己免疫疾患を引き起こすB細胞をリセットすることによって、治癒

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