医薬経済オンライン

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限定出荷「解除」をしぶった厚労官僚

能登半島地震「薬がない」被災地で見えてきた課題

2024年2月1日号

 武見敬三厚生労働相が能登半島地震の視察で石川県庁を訪問したのは1月18日のことだ。同日、14階にある会議室には、県内の歯科医師会、薬剤師会、看護協会、それに薬業卸協同組合の関係者20人以上が、被災地での要望を伝えるために待機していた。県薬剤師会の中森慶滋会長はこの日、どうしても武見厚労相に直談判したいことがあった。限定出荷となっている医薬品について、被災地に限っては特例的に「解除」してほしいとのお願いだった。  現在、医療用医薬品の2割以上が限定出荷や供給停止の状態にある。後発品企業に端を発する品質問題の影響で、全国的に薬の入手が難しい。そのようななかで、1月1日に能登半島地震が発生した。倒壊・半壊する薬局が相次ぎ、患者も薬を持ち出す暇なく避難。県薬は災害対策医薬品供給車両(モバイルファーマシー)を投入しているが、供給が間に合わない地...  武見敬三厚生労働相が能登半島地震の視察で石川県庁を訪問したのは1月18日のことだ。同日、14階にある会議室には、県内の歯科医師会、薬剤師会、看護協会、それに薬業卸協同組合の関係者20人以上が、被災地での要望を伝えるために待機していた。県薬剤師会の中森慶滋会長はこの日、どうしても武見厚労相に直談判したいことがあった。限定出荷となっている医薬品について、被災地に限っては特例的に「解除」してほしいとのお願いだった。  現在、医療用医薬品の2割以上が限定出荷や供給停止の状態にある。後発品企業に端を発する品質問題の影響で、全国的に薬の入手が難しい。そのようななかで、1月1日に能登半島地震が発生した。倒壊・半壊する薬局が相次ぎ、患者も薬を持ち出す暇なく避難。県薬は災害対策医薬品供給車両(モバイルファーマシー)を投入しているが、供給が間に合わない地域

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