医薬経済オンライン

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日本の薬機規制 その批判的考察

薬事検討会― 製販後に実施する使用成績調査等のあり方

第33回

元厚生労働省(薬系技官)津田重城

2024年2月1日号

 今回も1月12日に開催された「創薬力の強化・安定供給の確保等のための薬事規制のあり方に関する検討会」(薬事検討会)を取り上げる。わずか1時間半程度だったが、08~10年に開催された「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」のあと、10年以上ぶりに、製販後の安全対策に焦点を当てた行政主催の議論を聞くことができ、遅きに失したとは言えるが、大変有意義と感じた。  今回の当局と日本製薬工業協会からの提出資料は、これまでの検討会とは違い、大筋ではそれほど異ならないものだった。焦点は使用成績調査や全例調査のあり方など製販後の安全対策の見直しと最近頻繁に聞かれるリアルワールドデータに関することだった。  今回も1月12日に開催された「創薬力の強化・安定供給の確保等のための薬事規制のあり方に関する検討会」(薬事検討会)を取り上げる。わずか1時間半程度だったが、08~10年に開催された「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」のあと、10年以上ぶりに、製販後の安全対策に焦点を当てた行政主催の議論を聞くことができ、遅きに失したとは言えるが、大変有意義と感じた。  今回の当局と日本製薬工業協会からの提出資料は、これまでの検討会とは違い、大筋ではそれほど異ならないものだった。焦点は使用成績調査や全例調査のあり方など製販後の安全対策の見直しと最近頻繁に聞かれるリアルワールドデータに関することだった。

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