ニュースダイジェスト(JAPAN)
1月10日〜1月25日(JAPAN)
2024年2月1日号
シージェンの特許は無効
第一三共は1月17日、米国特許商標庁が米シージェンの持つ特許を無効とする決定を下したと発表した。同特許の存在は、抗体薬物複合体(ADC)「エンハーツ」の特許侵害を主張した係争で、シージェン側の主張の唯一の根拠とされているもの。今回の特許無効の決定が、係争で第一三共側の有利な材料となる可能性がある。第一三共は今回の決定を「高く評価している」とした。特許係争は、20年10月にシージェンが第一三共を相手取り、エンハーツがシージェンの特許を侵害していると主張して米国テキサス州東部地区連邦地方裁判所に提訴したもの。23年10月の第一審判決ではシージェンの主張が認められ、第一三共は4180万ドルの損害賠償額に加え、一定期間のエンハーツの米国売上高に対する8%のロイヤリティの支払いが命じられた。第一三共はこの判断を不服として、23年11月に米国連...
シージェンの特許は無効
第一三共は1月17日、米国特許商標庁が米シージェンの持つ特許を無効とする決定を下したと発表した。同特許の存在は、抗体薬物複合体(ADC)「エンハーツ」の特許侵害を主張した係争で、シージェン側の主張の唯一の根拠とされているもの。今回の特許無効の決定が、係争で第一三共側の有利な材料となる可能性がある。第一三共は今回の決定を「高く評価している」とした。特許係争は、20年10月にシージェンが第一三共を相手取り、エンハーツがシージェンの特許を侵害していると主張して米国テキサス州東部地区連邦地方裁判所に提訴したもの。23年10月の第一審判決ではシージェンの主張が認められ、第一三共は4180万ドルの損害賠償額に加え、一定期間のエンハーツの米国売上高に対する8%のロイヤリティの支払いが命じられた。第一三共はこの判断を不服として、23年11月に米国連邦
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