医薬経済オンライン

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新薬創出加算の「アメとムチ」

24年度薬価制度改革でどう変わるか

2024年2月15日号

「あまり注目されないが、かなり大きなことをやっている」  新薬創出・適応外薬解消等促進加算について、そう語るのは、厚生労働省の保険局幹部だ。24年度薬価制度改革では、大きく次の5点の見直しが図られた(図参照)。 ①品目要件に「小児」「迅速導入」品目を追加 ②企業指標に基づく企業区分と加算係数は廃止(=薬価維持) ③国内での新薬開発を一定期間行っていない企業は対象外 ④加算額の計算式を見直し、改定前薬価を維持する ⑤平均乖離率を超える品目は加算対象外とする  日米欧製薬3団体の共同声明を見ると、どの点を評価しているか、よくわかる。 「今般の薬価制度改革骨子は、日本への早期導入を評価する新たな加算(迅速導入加算)の新設や小児用医薬品の評価が見直され、新薬創出加算の品目要件も追加... 「あまり注目されないが、かなり大きなことをやっている」  新薬創出・適応外薬解消等促進加算について、そう語るのは、厚生労働省の保険局幹部だ。24年度薬価制度改革では、大きく次の5点の見直しが図られた(図参照)。 ①品目要件に「小児」「迅速導入」品目を追加 ②企業指標に基づく企業区分と加算係数は廃止(=薬価維持) ③国内での新薬開発を一定期間行っていない企業は対象外 ④加算額の計算式を見直し、改定前薬価を維持する ⑤平均乖離率を超える品目は加算対象外とする  日米欧製薬3団体の共同声明を見ると、どの点を評価しているか、よくわかる。 「今般の薬価制度改革骨子は、日本への早期導入を評価する新たな加算(迅速導入加算)の新設や小児用医薬品の評価が見直され、新薬創出加算の品目要件も追加さ

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