薬のおカネを議論しよう
製薬マネーデータベースの歩みとこれから
第107回
医療ガバナンス研究所医師 尾崎章彦
2024年2月15日号
24年2月2日、製薬マネーデータベースへのアクセス(インターネット経由)を解析した論文が国際学術雑誌である『Health Policy and Technology』に掲載された。本稿では、そのエッセンスとともに、製薬マネーデータベースの歩みとこれからを紹介したい。
我われが最初に製薬マネーの調査結果を公表したのは5年前のことだ。19年1月には、製薬企業が医療者や医療機関に支払った金銭のデータを統合、「製薬マネーデータベース」としてネット上で無料公開を開始した。現在、16年から20年までのデータを公開している。
今回の論文では、公開が開始された19年1月15日から21年5月24日にかけてのアクセスを対象とした。その結果、35万4863人からのべ60万4903回のアクセスがあり、総ページビューは563万5087回であった。ある情報筋によると、一般的な企業のコーポレートサイトでは、...
24年2月2日、製薬マネーデータベースへのアクセス(インターネット経由)を解析した論文が国際学術雑誌である『Health Policy and Technology』に掲載された。本稿では、そのエッセンスとともに、製薬マネーデータベースの歩みとこれからを紹介したい。
我われが最初に製薬マネーの調査結果を公表したのは5年前のことだ。19年1月には、製薬企業が医療者や医療機関に支払った金銭のデータを統合、「製薬マネーデータベース」としてネット上で無料公開を開始した。現在、16年から20年までのデータを公開している。
今回の論文では、公開が開始された19年1月15日から21年5月24日にかけてのアクセスを対象とした。その結果、35万4863人からのべ60万4903回のアクセスがあり、総ページビューは563万5087回であった。ある情報筋によると、一般的な企業のコーポレートサイトでは、1ヵ
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