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帯状疱疹の予防対策

2024年2月15日号

 最近、妻が帯状疱疹に罹り、痛みの辛さなどを見せつけられていると、これは予防対策(ワクチン接種)を受けるべきかと思案中だ。 帯状疱疹は50歳を過ぎると明らかに発症率が上がり、高齢になると重症化するとされる。 米国で60歳以上を対象とした大規模二重盲検試験の結果では、疾病負荷61%減少との報告がされている。結果、免疫正常な60歳以上を対象にワクチン接種が推奨され、その後50歳以上に引き下げられている。 その後も長期の追加調査が実施されており、10年後に有意な効果が消失することが判明、確実な予防効果を得るためには、10年に一度の再接種が奨められている。 日本でも、16年に50歳以上の使用効果が認められているが、ワクチンは生であるため胆がん患者等発症リスクが高いと心配されるケースには禁忌となっている。 なお、研究が進み、近々、発症阻止効果97%と高く、免疫抑制状...  最近、妻が帯状疱疹に罹り、痛みの辛さなどを見せつけられていると、これは予防対策(ワクチン接種)を受けるべきかと思案中だ。 帯状疱疹は50歳を過ぎると明らかに発症率が上がり、高齢になると重症化するとされる。 米国で60歳以上を対象とした大規模二重盲検試験の結果では、疾病負荷61%減少との報告がされている。結果、免疫正常な60歳以上を対象にワクチン接種が推奨され、その後50歳以上に引き下げられている。 その後も長期の追加調査が実施されており、10年後に有意な効果が消失することが判明、確実な予防効果を得るためには、10年に一度の再接種が奨められている。 日本でも、16年に50歳以上の使用効果が認められているが、ワクチンは生であるため胆がん患者等発症リスクが高いと心配されるケースには禁忌となっている。 なお、研究が進み、近々、発症阻止効果97%と高く、免疫抑制状態の

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