INTERVIEW
インタビュー・日本災害医療薬剤師学会会長 渡邉暁洋
被災地の現場で考える 薬剤師派遣で問われたこと
2024年3月1日号
地域に拠点を設け、臆せずどんどん入っていく
能登半島地震の医療支援では医薬品を搭載する「モバイルファーマシー」(MP)が注目を集めた。災害医療に医薬品と薬剤師は欠かせないとの認識も定着しつつある。数々の被災現場で医薬品供給のあり方を模索してきた日本災害医療薬剤師学会会長で、兵庫医科大学の渡邉暁洋氏(危機管理医学講座)に、薬剤師が関わる災害時の支援方法の課題を聞いてみた。
◇ ◇ ◇
──被災地の珠洲市でお会いしましたね。
渡邉 1月4日から入っています。交通が寸断された地域が多くて情報過疎に陥りました。避難所がいくつあるのかもわからない。すでに災害派遣医療チーム(DMAT)などが市保健増進センターに集まっていましたが、話題になっていたのが医薬品でした。
──そこで日本...
地域に拠点を設け、臆せずどんどん入っていく
能登半島地震の医療支援では医薬品を搭載する「モバイルファーマシー」(MP)が注目を集めた。災害医療に医薬品と薬剤師は欠かせないとの認識も定着しつつある。数々の被災現場で医薬品供給のあり方を模索してきた日本災害医療薬剤師学会会長で、兵庫医科大学の渡邉暁洋氏(危機管理医学講座)に、薬剤師が関わる災害時の支援方法の課題を聞いてみた。
◇ ◇ ◇
──被災地の珠洲市でお会いしましたね。
渡邉 1月4日から入っています。交通が寸断された地域が多くて情報過疎に陥りました。避難所がいくつあるのかもわからない。すでに災害派遣医療チーム(DMAT)などが市保健増進センターに集まっていましたが、話題になっていたのが医薬品でした。
──そこで日本薬
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