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アルツハイマーでも無症状

2024年3月1日号

 超高齢社会となったが、最も避けたい病気は認知症だ。それはいくつかのタイプがあり、日本で最も多いのはアルツハイマー型だ。 だが簡単に諦めるのはまだ早い。予防方法が懸命に研究されているし、「無症候性アルツハイマー病」の例が大いに元気付けられる。 米国イリノイ州の大学で、生前、認知機能にまったく問題のなかった高レベル群を解剖したところ、約3割に脳内でアルツハイマー病変が見つかった。つまり、脳内がアルツハイマー病状態にありながら、異常症状がまったく出なかったのだ。 さらに、有名な症例として、101歳で亡くなった修道女の衝撃的な報告がある。死後脳内に信じられない数のアルツハイマー病変が発見された。 それには彼女の生活スタイルに大きなヒントが。若い頃から規則正しく知的奉仕活動を通して、アクティブシニア生活を徹底、病的症状を封じこめてあったと分析されて...  超高齢社会となったが、最も避けたい病気は認知症だ。それはいくつかのタイプがあり、日本で最も多いのはアルツハイマー型だ。 だが簡単に諦めるのはまだ早い。予防方法が懸命に研究されているし、「無症候性アルツハイマー病」の例が大いに元気付けられる。 米国イリノイ州の大学で、生前、認知機能にまったく問題のなかった高レベル群を解剖したところ、約3割に脳内でアルツハイマー病変が見つかった。つまり、脳内がアルツハイマー病状態にありながら、異常症状がまったく出なかったのだ。 さらに、有名な症例として、101歳で亡くなった修道女の衝撃的な報告がある。死後脳内に信じられない数のアルツハイマー病変が発見された。 それには彼女の生活スタイルに大きなヒントが。若い頃から規則正しく知的奉仕活動を通して、アクティブシニア生活を徹底、病的症状を封じこめてあったと分析されている

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