医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

製薬業界にとって忌々しきは「乖離率」

本誌アンケートでわかった24年度改定の“本音”

2024年3月15日号

「イノベーション評価として、前向きな制度改革だった」 「企業の新薬開発のモチベーションアップにつながる」 「概ね好意的に捉えている」  本誌が3月5日の新薬価告示に合わせて、製薬各社(42社中35社が回答)に行ったアンケート調査では、24年度薬価制度改革について、歓迎する回答が数多く寄せられた。  具体的には、迅速導入加算の新設、新薬創出・適応外薬解消等促進加算の対象品目追加(小児用薬など)と企業区分による加算係数廃止、有用性系加算の評価の充実、市場拡大再算定類似品(共連れルール)の「特定領域除外」などを「良かった点」に挙げた。  今後、対象外とすべき「特定領域」を聞いたところ、製薬業界が中央社会保険医療協議会での意見聴取で例示した「抗PD―1/PD―L1抗体」「JAK阻害剤」との回答が複数あった。さらに「がん領域」「希... 「イノベーション評価として、前向きな制度改革だった」 「企業の新薬開発のモチベーションアップにつながる」 「概ね好意的に捉えている」  本誌が3月5日の新薬価告示に合わせて、製薬各社(42社中35社が回答)に行ったアンケート調査では、24年度薬価制度改革について、歓迎する回答が数多く寄せられた。  具体的には、迅速導入加算の新設、新薬創出・適応外薬解消等促進加算の対象品目追加(小児用薬など)と企業区分による加算係数廃止、有用性系加算の評価の充実、市場拡大再算定類似品(共連れルール)の「特定領域除外」などを「良かった点」に挙げた。  今後、対象外とすべき「特定領域」を聞いたところ、製薬業界が中央社会保険医療協議会での意見聴取で例示した「抗PD―1/PD―L1抗体」「JAK阻害剤」との回答が複数あった。さらに「がん領域」「希少

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence