医薬経済オンライン

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鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

コロナに囚われ続ける医療機関 早く「面会制限」を解くべきだ

第202回

2024年3月15日号

 世間はすっかり新型コロナウイルスを忘れてしまったように見える。先日も都内に出かけたが、成田空港が始発の電車は訪日外国人客で満員だった。皆素顔で乗り込んでおり、マスクを着けているのは一部の日本人だけ。仕事の後に飲みに出かけた居酒屋も、平日であったにもかかわらず大盛況で、いまだ「マスク会食」を続ける客など皆無だった。皆飛沫を飛ばし合い、大声を張り上げなければ相手の声が聞こえないほど、店内は熱気と喧騒に包まれていた。  だからといって、新型コロナウイルスが消えてなくなったわけではない。一昨年のピーク時に比べると下火ではあるが、相変わらず感染の火は燻り続けている。3月2日にも、TBSのニュース番組に出演した脚本家の三谷幸喜氏が、新型コロナウイルスに感染していたことを明かした。38度以上の熱が出て、5日間の静養を余儀なくされたという。 ...  世間はすっかり新型コロナウイルスを忘れてしまったように見える。先日も都内に出かけたが、成田空港が始発の電車は訪日外国人客で満員だった。皆素顔で乗り込んでおり、マスクを着けているのは一部の日本人だけ。仕事の後に飲みに出かけた居酒屋も、平日であったにもかかわらず大盛況で、いまだ「マスク会食」を続ける客など皆無だった。皆飛沫を飛ばし合い、大声を張り上げなければ相手の声が聞こえないほど、店内は熱気と喧騒に包まれていた。  だからといって、新型コロナウイルスが消えてなくなったわけではない。一昨年のピーク時に比べると下火ではあるが、相変わらず感染の火は燻り続けている。3月2日にも、TBSのニュース番組に出演した脚本家の三谷幸喜氏が、新型コロナウイルスに感染していたことを明かした。38度以上の熱が出て、5日間の静養を余儀なくされたという。

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