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薬価キーワード ざっくり解説!

【特別編その6】 継続検討事項

第36回 中間年改定は「速やかに議論開始」

2024年3月15日号

 24年度薬価制度改革で「継続検討事項」に位置付けられた課題が、主なものだけでも8つある。 ①原価計算方式の開示度向上 ②再生医療等製品を含む新規モダリティの評価 ③過度な薬価差の偏在も含めた医薬品流通の課題 ④調整幅のあり方 ⑤診療報酬改定がない年の薬価改定(24年度速やかに議論開始) ⑥市場規模年間1500億円超と見込まれる品目への対応 ⑦革新的新薬のあり方 ⑧安定供給が確保できる企業に関する薬価制度での取り扱い  ①の原価計算方式の開示度向上は、ドラッグ・ラグ/ロスへの影響を回避しながら、実効性を伴う見直しを行うことは困難との判断から、24年度改革での対応が見送られた。最近の医薬品開発・製造が企業やグループ会社内で完結せず、委託などさまざまな企業が関わって行われており、開示には限界があるとする、製薬業界の主張に...  24年度薬価制度改革で「継続検討事項」に位置付けられた課題が、主なものだけでも8つある。 ①原価計算方式の開示度向上 ②再生医療等製品を含む新規モダリティの評価 ③過度な薬価差の偏在も含めた医薬品流通の課題 ④調整幅のあり方 ⑤診療報酬改定がない年の薬価改定(24年度速やかに議論開始) ⑥市場規模年間1500億円超と見込まれる品目への対応 ⑦革新的新薬のあり方 ⑧安定供給が確保できる企業に関する薬価制度での取り扱い  ①の原価計算方式の開示度向上は、ドラッグ・ラグ/ロスへの影響を回避しながら、実効性を伴う見直しを行うことは困難との判断から、24年度改革での対応が見送られた。最近の医薬品開発・製造が企業やグループ会社内で完結せず、委託などさまざまな企業が関わって行われており、開示には限界があるとする、製薬業界の主張にも

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