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2024年3月15日号

ED治療薬服用がアルツハイマー病発症を抑える?  男性用性機能不全(ED)治療薬として、すでに承認されている医薬品を再利用することで、認知症を引き起こす疾患の予防や治療につながる新たな知見が示された。  英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究者らが、アルツハイマー病の発症リスクを低下させる有望なデータを得たと、『Neurology』誌で発表した。ED治療薬が認知症の予防に使用できるかどうかを判断するため、さらなる調査を進めていくという。  研究者らはEDと診断された40歳以上の男性約27万人の処方記録を調査。その結果、5年間の追跡調査期間中にアルツハイマー病を発症する可能性について、シルデナフィル(「バイアグラ」)やタダラフィル(「シアリス」)などホスホジエステラーゼ5阻害剤(PDE5I)を処方された人は、そうでない人に... ED治療薬服用がアルツハイマー病発症を抑える?  男性用性機能不全(ED)治療薬として、すでに承認されている医薬品を再利用することで、認知症を引き起こす疾患の予防や治療につながる新たな知見が示された。  英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究者らが、アルツハイマー病の発症リスクを低下させる有望なデータを得たと、『Neurology』誌で発表した。ED治療薬が認知症の予防に使用できるかどうかを判断するため、さらなる調査を進めていくという。  研究者らはEDと診断された40歳以上の男性約27万人の処方記録を調査。その結果、5年間の追跡調査期間中にアルツハイマー病を発症する可能性について、シルデナフィル(「バイアグラ」)やタダラフィル(「シアリス」)などホスホジエステラーゼ5阻害剤(PDE5I)を処方された人は、そうでない人に比べ

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