「嫌われ者」岩月新会長の笑顔なき船出
東京支配という「閉塞感」を打破した日薬会長選
2024年4月1日号
とにかく異例づくしの会長選、もとい「祭り」(日本薬剤師会幹部)だった。
3月10日、8年ぶりに行われた日薬会長選は、珍しく3人が立候補する三つ巴戦となった。次期会長と本命視されていたのは、現・山本信夫会長の“後継者”である安部好弘副会長(東京)だ。だが、フタを開けてみれば「日薬を変える」と打ち出したダークホース・岩月進常務理事(愛知)が14票差で勝利。波乱に満ちた5ヵ月間の選挙戦は、議場に「オオーッ」とどよめきが上がるまさかの結果で終わりを告げた。
突然の宣戦布告
14年に当時の児玉孝会長(大阪)の4選を阻止して当選した山本会長は、これまで5期10年の長期政権を築いてきた。1期目を終えた16年には「風通しのいい執行部」を掲げる生出泉太郎副会長(宮城)が出馬して選挙戦となるも、2選を果たして以降は信任投票が続いている。
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とにかく異例づくしの会長選、もとい「祭り」(日本薬剤師会幹部)だった。
3月10日、8年ぶりに行われた日薬会長選は、珍しく3人が立候補する三つ巴戦となった。次期会長と本命視されていたのは、現・山本信夫会長の“後継者”である安部好弘副会長(東京)だ。だが、フタを開けてみれば「日薬を変える」と打ち出したダークホース・岩月進常務理事(愛知)が14票差で勝利。波乱に満ちた5ヵ月間の選挙戦は、議場に「オオーッ」とどよめきが上がるまさかの結果で終わりを告げた。
突然の宣戦布告
14年に当時の児玉孝会長(大阪)の4選を阻止して当選した山本会長は、これまで5期10年の長期政権を築いてきた。1期目を終えた16年には「風通しのいい執行部」を掲げる生出泉太郎副会長(宮城)が出馬して選挙戦となるも、2選を果たして以降は信任投票が続いている。
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