巻頭言
生成AIで臨床情報整理を支援、創薬に活用できるDBを構築
園生智弘・TXP Medical[代表取締役]/佐藤雅和[データ事業部]
2024年4月1日号
──国家予算の新規事業「AI創薬指向型・患者還元型・リアルタイム情報プラットフォーム事業」に参画されます。どういう分野を担われますか。
園生 大阪国際がんセンターの医療現場での臨床情報データベース構築を支援する。具体的には生成AIへの情報入力支援。問診から電子カルテまでの情報整理は人間である医師がしているが、これを生成AIで支援し、AIが重要な情報を選定し整理し、バリデートしてDBに格納する。現場には生成AIの利用が有効な臨床場面の提案をしていくことになる。重要データの整理・構造化が目的だ。
──病院内データベースを整備、構造化されることで、今後の創薬にどのようなインパクトを想定していますか。
園生 臨床現場の情報整理・構造化の支援を通じ、創薬に活用できるDBを構築できると思う。今回のプラットフォーム...
──国家予算の新規事業「AI創薬指向型・患者還元型・リアルタイム情報プラットフォーム事業」に参画されます。どういう分野を担われますか。
園生 大阪国際がんセンターの医療現場での臨床情報データベース構築を支援する。具体的には生成AIへの情報入力支援。問診から電子カルテまでの情報整理は人間である医師がしているが、これを生成AIで支援し、AIが重要な情報を選定し整理し、バリデートしてDBに格納する。現場には生成AIの利用が有効な臨床場面の提案をしていくことになる。重要データの整理・構造化が目的だ。
──病院内データベースを整備、構造化されることで、今後の創薬にどのようなインパクトを想定していますか。
園生 臨床現場の情報整理・構造化の支援を通じ、創薬に活用できるDBを構築できると思う。今回のプラットフォーム事
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