INTERVIEW
インタビュー・滝野十一 小野薬品工業社長COO
「超」積極的オープンイノベーションで世界の舞台へ
2024年4月1日号
小野薬品は主力品であるがん免疫療法薬「オプジーボ」が今年9月に発売から10年を迎える。節目となる年に、4月1日付で滝野十一社長が就任した。ゆくゆくは経営課題となるオプジーボの特許切れに対応するため、グローバル化を推し進めていく。そのための土壌づくりに、前職の研究本部長時代から種蒔きしてきたという。滝野社長に話を聞いた。
──オプジーボを発売した10年前と比べると、小野はどのように変わったか。
滝野 オプジーボがいろいろなものを小野に持ち込んでくれた。知名度が上がり、優秀な人材が集まるようになった。いまやキャリア採用の社員は2割を占める。また、研究やライセンスで外部と提携交渉するときに、海外でも通用するようになってきた。売上規模が3倍以上に拡大したという量的な面もあるが、質的な変化は我われのような研究開発型を志...
小野薬品は主力品であるがん免疫療法薬「オプジーボ」が今年9月に発売から10年を迎える。節目となる年に、4月1日付で滝野十一社長が就任した。ゆくゆくは経営課題となるオプジーボの特許切れに対応するため、グローバル化を推し進めていく。そのための土壌づくりに、前職の研究本部長時代から種蒔きしてきたという。滝野社長に話を聞いた。
──オプジーボを発売した10年前と比べると、小野はどのように変わったか。
滝野 オプジーボがいろいろなものを小野に持ち込んでくれた。知名度が上がり、優秀な人材が集まるようになった。いまやキャリア採用の社員は2割を占める。また、研究やライセンスで外部と提携交渉するときに、海外でも通用するようになってきた。売上規模が3倍以上に拡大したという量的な面もあるが、質的な変化は我われのような研究開発型を志向す
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