医薬経済オンライン

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市場も匙を投げ始めたサンバイオの明日

再生細胞薬「アクーゴ」の開発は株価次第

2024年4月15日号

「またか」と言うべきか。  日本を代表するバイオテックであるサンバイオが、目標時期を3月までとしていた再生細胞薬「アクーゴ脳内移植用注」の承認を達成できなかった。「またか」というのは同社が数度にわたり目標時期を延期してきたからだ。アクーゴは事故などで損傷した脳神経細胞の再生を促すとされ、「夢の新薬」と言われるほど期待される治療法である。22年3月に申請し、当初は同年9月中の承認が見込まれていたが、製造面の課題が浮上するなどし、審査は遅延。同社は目標時期を24年1月にずらし、さらに24年3月へと再び延期していた。  株価は低迷している。4月5日には一時380円をつけ、年初来最安値を更新した。19年に1万2000円を超す高値をつけたサンバイオだが、その面影はない。4月24日には株主総会も控えており、窮地に立たされている。 「またか」と言うべきか。  日本を代表するバイオテックであるサンバイオが、目標時期を3月までとしていた再生細胞薬「アクーゴ脳内移植用注」の承認を達成できなかった。「またか」というのは同社が数度にわたり目標時期を延期してきたからだ。アクーゴは事故などで損傷した脳神経細胞の再生を促すとされ、「夢の新薬」と言われるほど期待される治療法である。22年3月に申請し、当初は同年9月中の承認が見込まれていたが、製造面の課題が浮上するなどし、審査は遅延。同社は目標時期を24年1月にずらし、さらに24年3月へと再び延期していた。  株価は低迷している。4月5日には一時380円をつけ、年初来最安値を更新した。19年に1万2000円を超す高値をつけたサンバイオだが、その面影はない。4月24日には株主総会も控えており、窮地に立たされている。

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