医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

資本市場と医薬品業界

マイナス金利解除は軟着陸 大正は34年かけ往って来い

24年3月の株式相場と医薬品株価

2024年4月15日号

3月は日経平均4万円を超えたが月末に売買縮小し高値もみ合い。 大正製薬HDはバブル高値に届かず上場廃止  3月の東京株式市場は最終29日の終値で、日経平均株価が前月末比1203円(3.1%)高の4万0369円、TOPIX(東証株価指数、図1)が92.9ポイント(3.5%)高の2768.6と3ヵ月連続で上昇した。上値は重く、高値圏でのもみ合いが続く。  18~19日には日本銀行が金融政策決定会合を開き、07年以来の「マイナス金利」を解除。米国FRBも20日開いたFOMC(連邦公開市場委員会)で政策金利を据え置いた。日本は利上げ、米国は利下げが焦点で、日米金利差縮小に伴う円高ドル安が株価の波乱要因となりえた。が、日銀の植田和男総裁はマイナス金利解除後も「当面、緩和的な金融環境が継続する」と早期の大幅利上げに慎重姿勢を示す。結果、21日の日経平均は最高値更新、TOPIXは89... 3月は日経平均4万円を超えたが月末に売買縮小し高値もみ合い。 大正製薬HDはバブル高値に届かず上場廃止  3月の東京株式市場は最終29日の終値で、日経平均株価が前月末比1203円(3.1%)高の4万0369円、TOPIX(東証株価指数、図1)が92.9ポイント(3.5%)高の2768.6と3ヵ月連続で上昇した。上値は重く、高値圏でのもみ合いが続く。  18~19日には日本銀行が金融政策決定会合を開き、07年以来の「マイナス金利」を解除。米国FRBも20日開いたFOMC(連邦公開市場委員会)で政策金利を据え置いた。日本は利上げ、米国は利下げが焦点で、日米金利差縮小に伴う円高ドル安が株価の波乱要因となりえた。が、日銀の植田和男総裁はマイナス金利解除後も「当面、緩和的な金融環境が継続する」と早期の大幅利上げに慎重姿勢を示す。結果、21日の日経平均は最高値更新、TOPIXは89年1

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence