決算詳報
FINANCIAL DETAIL 2024年2月期
2024年5月1日号
久光製薬
【証券コード】4530 【上場】東証プライム
一般用が牽引し2ケタ増収増益
24年度は医療用新薬販促に注力
久光製薬の今25年2月期(日本基準)は、売上高が前期比7.3%増の1520億円、営業利益も10.1%増の145億円と続伸しそうだ。為替差益(前期18億円弱)が消え経常利益は減益となるが、取引先との持ち合い株など政策保有株式の縮減を新たに打ち出し、投資有価証券売却特益が発生、純益は13.1%増となる。
前24年2月期の実績は売上高以下、営業利益、経常利益、純利益とも2ケタ増収増益で着地。経皮吸収貼付剤が軸の医療用医薬品は3.1%の小幅増ながら、一般用はサロンパスがインバウンド需要を含め大幅増。エスエス製薬から昨年10月譲受したドリンク剤エスカップ、薬用歯磨ラカルトが後半加わった。製造コスト増と医療用の薬価...
久光製薬
【証券コード】4530 【上場】東証プライム
一般用が牽引し2ケタ増収増益
24年度は医療用新薬販促に注力
久光製薬の今25年2月期(日本基準)は、売上高が前期比7.3%増の1520億円、営業利益も10.1%増の145億円と続伸しそうだ。為替差益(前期18億円弱)が消え経常利益は減益となるが、取引先との持ち合い株など政策保有株式の縮減を新たに打ち出し、投資有価証券売却特益が発生、純益は13.1%増となる。
前24年2月期の実績は売上高以下、営業利益、経常利益、純利益とも2ケタ増収増益で着地。経皮吸収貼付剤が軸の医療用医薬品は3.1%の小幅増ながら、一般用はサロンパスがインバウンド需要を含め大幅増。エスエス製薬から昨年10月譲受したドリンク剤エスカップ、薬用歯磨ラカルトが後半加わった。製造コスト増と医療用の薬価改定
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