眺望 医薬街道
「日本版CDC」を25年4月に創設
近藤正觀
2024年5月1日号
厚生労働省は4月9日、次の感染症パンデミックに備えるため「国立健康危機管理機構」を25年4月に創設すると発表した。米国の疾病予防管理センター(CDC)をモデルとし、「国立感染症研究所」と「国立国際医療研究センター」を統合して設立する専門家組織で、略称は「JIHS(Japan Institute for Health Security)」(ジース)とする。23年の通常国会で関連法案が成立していた。
国立健康危機管理研究機構は、次の感染症危機に備えるための専門家組織である。3年にもわたる新型コロナウイルス感染症の蔓延で、政府内でもバラバラだった対応を一本化し、いつ来るかわからない次の感染症対策の司令塔となることが望まれている。国立感染症研究所は病原体の分析を担っていたし、国立国際医療研究センターは感染症患者を受け入れる病院施設を運営していた。
新型コロナの流行初...
厚生労働省は4月9日、次の感染症パンデミックに備えるため「国立健康危機管理機構」を25年4月に創設すると発表した。米国の疾病予防管理センター(CDC)をモデルとし、「国立感染症研究所」と「国立国際医療研究センター」を統合して設立する専門家組織で、略称は「JIHS(Japan Institute for Health Security)」(ジース)とする。23年の通常国会で関連法案が成立していた。
国立健康危機管理研究機構は、次の感染症危機に備えるための専門家組織である。3年にもわたる新型コロナウイルス感染症の蔓延で、政府内でもバラバラだった対応を一本化し、いつ来るかわからない次の感染症対策の司令塔となることが望まれている。国立感染症研究所は病原体の分析を担っていたし、国立国際医療研究センターは感染症患者を受け入れる病院施設を運営していた。
新型コロナの流行初期に
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