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財界論

転機を迎える同友会

第44回 改革派トップの登場で

茨城大学名誉教授 古賀純一郎

2024年5月15日号

 “財界の前衛”経済同友会が大きく変わろうとしている。経済財政諮問会議の民間議員など政府の要職を務め、菅義偉前首相にも近い新浪剛史サントリーホールディングス社長が1年前に代表幹事に就いたのを機に打ち出す政策や発言に政府寄りが目立ち始めた。過去には原理原則に拘り、「財界の良心」とも言われた代表幹事を輩出、政府に厳しい姿勢の少なくなかった同友会が転機を迎えている。  同友会は、この4月に新任の副代表幹事4人のうちの1人に国際援助などに取り組む特定非営利活動法人(NGO)「ピースウィンズ・ジャパン」の大西健丞代表理事を起用した。新浪の提唱する「共助資本主義」による社会課題の解決のため、力を借りたいとの意向のようだ。話題づくりの一環として同友会入り自体は容認できるとしても、政府に当て嵌めれば閣僚に当たる副代表幹事に生粋の経済人とはいえない大西...  “財界の前衛”経済同友会が大きく変わろうとしている。経済財政諮問会議の民間議員など政府の要職を務め、菅義偉前首相にも近い新浪剛史サントリーホールディングス社長が1年前に代表幹事に就いたのを機に打ち出す政策や発言に政府寄りが目立ち始めた。過去には原理原則に拘り、「財界の良心」とも言われた代表幹事を輩出、政府に厳しい姿勢の少なくなかった同友会が転機を迎えている。  同友会は、この4月に新任の副代表幹事4人のうちの1人に国際援助などに取り組む特定非営利活動法人(NGO)「ピースウィンズ・ジャパン」の大西健丞代表理事を起用した。新浪の提唱する「共助資本主義」による社会課題の解決のため、力を借りたいとの意向のようだ。話題づくりの一環として同友会入り自体は容認できるとしても、政府に当て嵌めれば閣僚に当たる副代表幹事に生粋の経済人とはいえない大西を充

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