世界の医薬品業界
第1四半期決算の戦略見直しの方向性
第206回
研ファーマ・ブレーン 永江研太郎
2024年5月15日号
欧米大手の1~3月の第1四半期(1Q)決算は、ドイツのバイエルなど一部を除いて多くの発表が終わった。例年、1Q決算では1~2月の前年度決算発表時の通期売上高予想が達成できそうか、その時点での開発パイプラインで来年以降も成長できそうかを考えて、問題があればそれを修正するべく、人員削減やパイプラインの見直しを発表することが多い。主力品が好調で年間売上高予想を引き上げる場合でも、予算を達成できそうにない製品があり、それが時代の流れから外れつつあれば、その担当部門を減らす場合もある。今回はノバルティスとブリストル・マイヤーズスクイブについて、24年に入ってからの報道と1Q決算のプレゼンから見た企業の戦略やその方向性をまとめた。1 ノバルティス ノバルティスの戦略やリストラ策、コスト削減などについて2つのスライドにまとめ、パイプラインの変化を示した。ノバルテ...
欧米大手の1~3月の第1四半期(1Q)決算は、ドイツのバイエルなど一部を除いて多くの発表が終わった。例年、1Q決算では1~2月の前年度決算発表時の通期売上高予想が達成できそうか、その時点での開発パイプラインで来年以降も成長できそうかを考えて、問題があればそれを修正するべく、人員削減やパイプラインの見直しを発表することが多い。主力品が好調で年間売上高予想を引き上げる場合でも、予算を達成できそうにない製品があり、それが時代の流れから外れつつあれば、その担当部門を減らす場合もある。今回はノバルティスとブリストル・マイヤーズスクイブについて、24年に入ってからの報道と1Q決算のプレゼンから見た企業の戦略やその方向性をまとめた。1 ノバルティス ノバルティスの戦略やリストラ策、コスト削減などについて2つのスライドにまとめ、パイプラインの変化を示した。ノバルティス
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